飲食店における煙の排気方法とは?排気不良の原因や対策もご紹介!

飲食店を開くときには、排気できる環境を整備しなければなりません。
排気ができないと、煙や臭気が周囲に漏れて近隣に迷惑がかかるので、注意が必要です。
そこで今回は、テナント物件の賃貸借契約を検討している方に向けて、飲食店の排気方法や排気不良の原因・対策をご紹介します。
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飲食店における煙の排気方法とは

飲食店で採用されている煙の排気方法は、以下の4つです。
それぞれ特徴を確認し、状況に合わせて適切な対策を施しましょう。
排気方法①窓からの換気
窓を開けて、室内の煙や臭気を外へ逃す方法です。
物件に窓が備え付けられているケースでは、費用がかからないため、比較的簡単におこなえます。
ただし、天候によっては窓が開けられないので、注意しなければなりません。
雨天・暴風などは窓からの換気ができず、飲食店の煙や臭気が残るおそれがあります。
排気方法②ダクトを使う
ダクトを使用すれば、飲食店の上部や隅に煙を送れるでしょう。
飲食店でよく使用されているダクトは4種類あり、そのうち排気ダクト・換気ダクトは設置が義務付けられています。
設置を怠っていると、ペナルティの対象になるので注意が必要です。
密集地で飲食店を開業するときや焼肉店を開くときは、煙・臭気の対策をとくに強化しなければなりません。
排気方法③換気扇を回す
厨房に備わっている換気扇を回して、排気する方法も有効です。
この方法は一般家庭でも取り入れられており、気軽に始められるでしょう。
しかし、直接厨房の排気が出されるため、臭気が周囲にたまりやすいのは注意点です。
排気方法④防火ダンパーを設置する
防火ダンパーとは、空気の流れを調節する弁のような器具を指します。
飲食店のダクトに取り付けて、使用するのが一般的です。
煙や臭気の排気で使われるものは「空調用ダンパー」とも呼ばれており、室内の空気を快適な状態へと調節します。
注意点は、設置費用がかかることです。
定期的にメンテナンスも必要になるので、ランニングコストが高額になる可能性があります。
予算や条件を考慮して、より良い排気方法を検討しましょう。
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飲食店の煙が排気不良になる原因

飲食店を経営していると、排気不良に悩まされるケースがあります。
排気不良とは、機械や設備から排出されるものが、正常に排出されない状態のことです。
この原因には、以下の4つが挙げられます。
事前に特徴を把握しておけば、飲食店経営で悩まされる心配もないでしょう。
原因①グリスフィルターが油で「目詰まり」を起こしている
グリスフィルターとは、フードのなかに付いている「煙の入口」に当たる部分です。
調理で出た湯気や煙に含まれている油をキャッチし、奥にあるダクトが油で汚れないようにする役割があります。
しかし、グリスフィルターは、排気設備のなかでもっとも汚れやすい場所です。
油で目詰まりを起こすと正常に排気できなくなり、排気不良を起こすおそれがあります。
排気不良を防ぐには、グリスフィルターの管理を入念におこなわなければなりません。
原因②防火シャッターが油で汚れている
防火シャッターが油で汚れると、排気不良を起こしやすくなります。
グリスフィルターを取り外して、奥を覗くと確認できるのが「防火シャッター」です。
通常は開いた状態になっていますが、火災発生時にはシャッターが閉じ、炎がダクト内に侵入するのを防ぎます。
グリスフィルターでキャッチできる油は、煙に含まれている油分の8割程度が一般的です。
そのため、残り2割は、フィルターの奥へと流れ込んでいきます。
防火シャッターはグリスフィルターに近いので、油により目詰まりを起こす可能性があるでしょう。
原因③排気ファンに油汚れが付いている
排気ファンに油汚れが付いているのも、排気不良の原因です。
ファンに油汚れが付いていると、設備の回転が悪くなり、正常に排気できなくなります。
排気不良を起こしたときには、ファンが汚れていないかを確認する必要があるでしょう。
原因④ファンベルトが伸びている
排気設備には、ファンベルトが付いています。
自転車の車輪が排気ファンだとすると、車輪を回す役目を持つチェーンが「ファンベルト」です。
自転車のチェーンが伸びているときに車輪が回転しないのと同じように、ファンベルトが伸びているとファンを回せません。
そのため、排気不良を起こし、飲食店の煙や臭気が室内に残ってしまいます。
排気不良を起こしているときには、ファンベルトが伸びていないかの確認も必要です。
定期的なチェックがされていれば、飲食店の煙や臭気も残らず、快適な空間が保てるでしょう。
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飲食店の煙が排気不良にならないようにするための対策

排気不良を防ぐための対策は、主に以下の4つです。
あらかじめ入念な対策を施しておけば、近隣トラブルにつながるリスクを減らせます。
飲食店経営を成功させられるよう、事前にポイントを把握しておきましょう。
対策①定期的に掃除をおこなう
排気不良の対策として、まず定期的な掃除が挙げられます。
とくに排気不良になりやすい「グリスフィルター」と「防火シャッター」は、しっかりと掃除をおこないましょう。
これらの設備は屋内にあるため、比較的メンテナンスがしやすい対策といえます。
なかでも、グリスフィルターは取り外しが簡単にできるので、入念なお手入れが欠かせません。
表面の汚れを拭き取るだけでなく、定期的にフィルターを外して、細部まで汚れを取り除くことをおすすめします。
対策②設備の破損がないかを確認する
グリスフィルターが破損していると、奥に流れ込む油の量が増えてしまうので、注意が必要です。
防火シャッターや排気ダクト・排気ファンまで油で汚れてしまったケースでは、排気不良を起こすだけでなく、ほかの機器が破損するおそれもあります。
排気設備自体が使えなくなるため、余計に修繕費用がかかってしまうでしょう。
定期的に設備の破損がないかチェックし、排気不良を防ぐことが大切です。
また、火元と防火シャッターの距離や排気の温度などが原因で、シャッターが閉じてしまうケースがあります。
シャッターが閉じたままになっていると、排気不良や設備故障の要因になるので、注意しなければなりません。
対策③排気ファンとダクトを清掃する
排気ファンは、グリスフィルターと比べると汚れにくいのが一般的です。
そのため、掃除の必要性が低くなりがちですが、放置し続けて良いわけではありません。
何も対策をしていないと、排気不良を起こす可能性があるので注意しましょう。
しかし、排気ファンは、屋外に設置されているケースが多く、分解しなければ汚れが落ちにくい特徴があります。
セルフメンテナンスが容易ではないため、ダクト内の掃除と併せて、1年に1回程度プロに清掃を依頼しておくと良いでしょう。
対策④原因がわからないときはファンベルトをチェックする
定期的なメンテナンスをおこなっているにも関わらず、排気が弱いときは、ファンベルトが劣化している可能性があります。
排気不良の原因がわからないときは、ファンベルトの故障や不具合を疑いましょう。
建物の管理会社やオーナーに相談するのも対策の一つとなっているので、疑問点は早めに解消しておくことをおすすめします。
ファンベルトが劣化すると、排気設備の使用中に異音がするケースが多いため、すぐに不具合を発見できるはずです。
不良の原因がわからないときは「ファンベルトをチェックする」と覚えておくと良いでしょう。
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まとめ
飲食店から出る煙の排気には「ダクトを使う方法」「換気扇を回す方法」「防火ダンパーを設置する方法」が挙げられます。
排気不良の原因は、主にグリスフィルターや防火シャッターの油による目詰まりです。
対策として、定期的に掃除をしたり、破損がないかチェックしたりする必要があるでしょう。
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阪田不動産株式会社
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