兵庫県明石市にある明石城の概要や見どころをご紹介!
人生において豊かな心を育むために、地域の歴史に触れてお出かけするのは楽しいことです。
兵庫県明石市には、そのような歴史の象徴の1つとして明石城が存在します。
今回は、兵庫県明石市が誇る歴史的な観光名所である、明石城の概要や見どころについてご紹介します。
兵庫県明石市にある観光名所「明石城」の概要
兵庫県明石市にある明石城は、明石藩の初代藩主である小笠原忠政によって、1619年に築城された歴史的な名所です。
築城の前年に2代将軍徳川秀忠によって築城を命じられ、小笠原忠政とその岳父本多忠政が築城の候補地を決めました。
築城の翌年には4つの三重櫓が完成し、現在はそのうち2つを見ることができます。
小笠原氏の転封や藩主の交代を経て、1873年の廃城令によりその城としての役割を終えました。
明石城の築城経緯には、関ヶ原の戦いと大坂の陣という2つの戦争が大きく関わっています。
もともと付近には高山右近や池田輝政が城主を務めた船上城がありましたが、1615年に大坂夏の陣で豊臣氏が滅亡し江戸幕府による統治が始まると、一国一城令により廃城となりました。
2代将軍徳川秀忠は、豊臣氏滅亡後も未だ健在であった豊臣恩顧の大名の抑えとするため、西国街道、明石海峡という水陸の交通の要である明石の地に新城の建設を命じたのです。
兵庫県明石市の歴史的名所、明石城へのアクセス概要は以下のとおりになります。
●所在地:兵庫県明石市明石公園1-27
●アクセス方法:JRおよび山陽電車「明石駅」下車、北へ徒歩5分
兵庫県明石市にある観光名所「明石城」の見どころ
明石城の見どころは、何と言っても「巽櫓」と「坤櫓」の2つの櫓です。
この2つは全国的にも貴重な三重櫓で、現存しているのはわずか12基しかありません。
1957年には国の重要文化財にも指定されており、今もなお美しい姿を伝えています。
巽櫓は本丸の南東端にあり、船上城から移築され焼失後に再建されました。
坤櫓は伏見城から移築されたとされる、明石城内最大の三重櫓です。
天守閣の存在しない明石城において、その代わりを務めたと言われています。
ほかにも、雄大な石垣や堀、広い天守台、太鼓門跡などの名所が見どころです。
明石城は阪神淡路大震災による被害を受けた城郭でもありますが、現在は見事に修復されており、当時用いられた技術がほかの城郭の修復工事にも役立っています。
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まとめ
兵庫県明石市にある明石城は、徳川幕府の統治を盤石にするため、築城された西の守りの要となる1つです。
現存している2つの三重櫓や広い天守台、石垣などは当時の面影を残しており、文化財としての価値が高い史跡となっています。
近隣へお越しの際は、ぜひ明石公園や明石城へ足を運んでみてください。
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