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オフィスで必要な電気容量の目安と転居先で確認すべきこと

不動産ノウハウ

櫻井 幸典

筆者 櫻井 幸典

オフィスで必要な電気容量の目安と転居先で確認すべきこと

新しくオフィス用に事務所を契約する際やオフィスを転居する際に、必ず確認しなければいけないのが電気の契約アンペアです。
今回は、オフィスで必要な電気使用量の目安と、転居の際に確認すべき点についてご紹介します。
オフィスの賃貸物件をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。

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オフィスで必要な電気容量の目安とその計算方法

同じタイミングでドライヤーや電子レンジ、クーラーなどを使うとブレーカーが落ちることがあります。
これは、契約している電気容量をオーバーしてしまったために起きる現象ですが、オフィスで起きてしまうと大惨事です。
作成中の書類やデータが消失してしまう恐れもあるため、必ず余裕を持った電気容量を契約しましょう。
そしてその電気容量の目安については、オフィスで使用する電化製品の合計数から割り出せます。
たとえば、オフィスで使用される機器が必要とする、およその電気容量は以下のとおりです。

●ノートパソコン:1A
●デスクトップパソコン:2A
●液晶モニター:0.6A
●複合機:13A
●エアコン:10A
●蛍光灯:0.4A
●シュレッダー:2A
●自動販売機:5A


上記の機器の合計は、34Aです。
たとえば、ここにもう4人メンバーを追加して、4台分のデスクトップパソコンを増設したら42A使うことになります。
この場合、50Aの契約をしていれば問題ないですが、親ブレーカーと子ブレーカーを理解していないと、容量をオーバーしてしまう恐れがあるので注意が必要です。
一般的にブレーカーは、1つの親ブレーカーの下にいくつかの子ブレーカーが搭載されています。
全体の電気容量が50Aでも、子ブレーカー1つの容量は20A程度に設定されていることもあるため、子ブレーカーに集中して接続すると落ちてしまいます。
機器を接続する際は、ブレーカーを分散させるようにしましょう。

転居先のオフィスで必要な電気容量を確認する際の注意点

現在使っているオフィスから転居する方は、検針票に記載されているアンペア数を確認して、転居先で必要な電気容量を確認しましょう。
内見した際にブレーカーを見て、記載されているアンペア数をチェックしてください。
もともと必要な電気容量に合っている場合は問題ありませんが、過不足がある場合は契約内容が変更できるか確認しましょう。
オフィスが入っている建物によっては、引き込める電気容量に限界があるので、必ず事前にオーナーや管理会社に連絡してください。

まとめ

今回はオフィスで必要な電気容量の目安と、転居の際に必要な注意点についてご紹介しました。
ちなみに、転居の際に契約アンペアを変更した場合は、退去時に元の契約アンペアに戻さなければいけません。
退去の際は、電力会社への連絡を忘れないように注意しましょう。
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