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賃貸倉庫や工場にあるキュービクル装置とは?あわせてメリット・デメリットをご紹介!

賃貸倉庫や工場にあるキュービクル装置とは?あわせてメリット・デメリットをご紹介!

倉庫や工場、店舗などの大きな面積の賃貸物件には、基本的にキュービクル装置が付属されています。
この言葉は聞きなれず、どんな装置なのかわからない方も多いかと思われます。
そこで今回、キュービクル装置とはなにか、使用するメリットとはなにかをご紹介します。
ぜひ、賃貸の倉庫や店舗、工場を借りたい方は記事を参考にしてみてください。

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賃貸倉庫にあるキュービクル装置とは?

キュービクル装置は、発電所から送られるボルトの電圧を交換する機器のカバーのような箱です。
正式名称は、キュービクル式高圧受電設備と言われ、JIS規格にもなっています。
この設備は、電気供給契約50キロワット以上の施設に付けられていることが多く、電力を一度に使うショッピングモールや遊園地、工場や倉庫に設置されています。
そのため賃貸物件の使用用途によっては、はじめから付いているところがあります。
また、設備には定期的な点検が電気法で定められています。
理由として電圧を家庭用100V以外に200Vなど、大きな電圧に置き換えている機器のカバーであり感電の可能性があるからです。
カバーが外れたり、破損したりすると雨天などで機械がショートする可能性が考えられます。
安心して使用できるためにも、定期的な点検やメンテナンスが必要となります。

賃貸倉庫にあるキュービクル装置のメリットとデメリットとは?

賃貸倉庫や工場に付いているキュービクル装置のメリットは、3つあります。

●安全性が確保されている。
●簡単に設置できる。
●限られた場所に設置できる。


感電やショートなどを防ぎ、安全に使えるのがキュービクル装置です。
電圧交換は家庭用より大きいことが多いため、感電や停電のリスクが増えます。
それを防止できる方法のひとつが、この設備と言えるでしょう。
装置の設置は、製造工場から1つから3つに分けて届けられるため、現地で組み立てするだけで完成となることから簡単に設置が可能となります。
一方デメリットとして故障や新しいものの交換の際、増設する場合は、事前に余裕をもったスケジュールと機械の準備などが必要となります。
また、倉庫などに取り入れる場合の注意点として3つ挙げられます。

●今後、拡張する可能性がある場合は、それに対応する設計を考える。
●単独店舗や単独倉庫、工場の場合は借り主が費用を負担することが多い。
●内蔵機器の大きさには、制限がある。


カバーする前の設備の大きさはまちまちです。
そのためカバーサイズに適合していなければ、内蔵機器の交換が必要となりますので費用が高額になります。

まとめ

倉庫や工場、店舗などの大きな面積の賃貸物件には基本、キュービクル装置が付属されています。
ただし小さい倉庫や工場の場合は、設置されていないことが多いため使用用途によって、借りる物件を選ぶといいでしょう。
また、倉庫や工場などは、停電や感電によって業務が停止してしまうと困るため、防止策としてキュービクル装置が付いている物件を選ぶ、もしくは導入するといいでしょう。
阪田不動産では、明石市の物件をご紹介しております。
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