オフィスビルにある共用部分とは?具体的な場所と利用マナーについて解説!
オフィスビルには、大きく分けてテナントが使う専用部分と、ビル内の誰もが使える共同部分があります。
オフィスビルへの入居を検討する場合は、専用部分だけでなく共用部分に関しても、その使い方や範囲などをあらかじめ確認しておきましょう。
そこで今回は、オフィスビルをお探しの方に向けて、オフィスビルの共用部分について知っておきたいポイントをご紹介します。
オフィスビルにある共用部分の具体的な場所とは?
そもそもオフィスビルの共用部分とは、複数のテナントが入居している建物のうち、専有または専用部分とならない建物の付属物部分のことです。
その具体的な場所は、玄関・廊下・階段・エレベーター・トイレ・給湯室・ゴミ捨て場などが挙げられます。
入居するオフィスビルを決定するときには、物件の専有部分にくわえて、共用部分の場所や範囲についても明確にしておくことをおすすめします。
とくにエレベーターは台数や大きさ、停止階分けの有無、混雑状況などによって使い勝手が大きく変わってくるため、入居前に確認するとよいでしょう。
そのほかにも、トイレであれば清潔感はどうか、給湯室には冷蔵庫や電子レンジなどの設備は付いているのかなど、入居後必要となったり気になってきたりする部分については入念に確認しておくことをおすすめします。
オフィスビルにある共用部分の利用マナーとは?
オフィスビルを借りるときには、共用部分の使い方と利用マナーについても気を配る必要があります。
ここでは、場所ごとに気を付けたい利用マナーをご紹介します。
共用部分の利用マナー①トイレ
オフィスビルのトイレでもっとも気を付けたいのは清潔感です。
トイレ特有のにおいや湿気がこもってしまっていないか、トイレットペーパーなどのゴミが散乱していないかなどのポイントが、清潔感につながります。
使用に際して換気扇を回しておく、ゴミを落としていないか確認する、洗面台を水浸しにしていないか気を付けるなどは、基本的な利用マナーとして実践するとよいでしょう。
共用部分の利用マナー②給湯室
休憩やお茶を入れるために利用される給湯室では、リラックスしてしまいがちですが、同僚同士で長話をしているとほかの入居者の迷惑につながりかねません。
用事を済ませたらすぐにオフィスに戻るのが最大の利用マナーといえるでしょう。
共用部分の利用マナー③ゴミ捨て場
ゴミ捨て場を気持ちよく使うためには、ゴミがいっぱいになったらまとめる、分別をきちんと守るといった基本的な利用マナーが求められます。
ゴミ捨て場に清潔感があるオフィスビルは好感が持たれやすいため、綺麗に保つことを心がけましょう。
共用部分の利用マナー④エレベーター
エレベーターのなかでは、大きな声で会話をしないなど、乗り合わせている人への配慮が重要です。
混雑時のスマホや荷物の取り扱いには十分に注意しましょう。