「もしも」に備えよう!神戸市西区の災害情報について
兵庫県神戸市西区は丘陵地にニュータウンや工業団地が拡がり、市内最多の人口をかかえる居住人気エリアになっています。
神戸市西区に引っ越しする予定の方もいらっしゃると思いますが、引っ越し先の地域情報でつい見落としがちになるのが災害情報です。
どこに避難するのか、どういう施設があるのか、どう情報を得るのか、「何か」が起こってからでは遅く、特に小さなお子さんのいるご家庭ではパニックになる可能性もあります。
神戸市は1995年の阪神・淡路大震災で甚大な被害を受けた地域です。
ここでは、神戸市西区の地震や台風など被災時の災害情報について、まとめていきたいと思います。
神戸市西区の災害時の避難先
災害の危険から逃れるための「緊急避難場所」は、土砂災害や洪水など災害ごとに指定されており、 一定期間、避難生活を送るための「避難所」は災害の種類にかかわらず利用可能になっています。
緊急避難場所・避難所には小中学校、高校だけでなく兵庫県立大学(神戸商科キャンパス)や神戸市外国語大学などの大学、工業高等専門学校なども含まれます。
災害に備えて西区のハザードマップを確認しておこう
神戸市はホームページ上で、土砂災害と水害に関する危険予想箇所、いわゆるハザードマップを公開しています。
土砂災害特別警戒区域などが、屋内外の緊急避難場所、災害時の給水地点などとともに視覚的にわかるようになっています。
実際に市が被災した際には土砂災害区域や浸水区域を知ることができますが、ご自身が新たに引っ越す場所が今どういった区域に指定されているのか、またはされていないのかを事前に調べておくことも重要です。
災害時に役に立つ神戸市西区の「くらしの防災ガイド」
神戸市西区ももちろんですが、市は毎年6月、市内全戸に対し区毎に「くらしの防災ガイド」を配布し、先ほど紹介したハザードマップに加え、災害時の行動規範、施設、情報の入手方法などを紹介しています。
そして、表紙には「わが家の災害・避難メモ」の欄があり、家族が離ればなれになった際の集合施設場所や、災害ごとに「わが家の避難ルール」が書き込めるスペースがあります。
災害が起こると携帯電話も通じにくくなり、そもそも通信手段すらも持って避難できるとは限りません。
居住地域や環境はもちろん、家族構成も家庭ごとに当然違いますので、緊急時の家族ルールを定めておくことは、もしもの時の重要な備えになるでしょう。
「緊急時の家族ルール」を書き込んだ表紙だけでも、冷蔵庫など普段からみんなが目にする場所に貼っておけば、自然と家族の防災意識も高まっていくことと思います。
まとめ
災害ごとの避難先を把握しておくことに加え、水や食料品などの備蓄、懐中電灯などの非常持ち出し品を普段からまとめておくことも重要です。
もしもの時に被害をできる限り少なくするためにも、普段から防災意識を高めて準備をしておくことが大切になります。
物件探しをされる際には、防災に関する情報にも目を向けてみましょう。
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