賃貸オフィスに駐車場がない!知っておきたい駐車場探しのポイントとは?
移動は車でという生活が定着している地域では、オフィスにも駐車場は欠かせません。
企業にとっても、社員の車通勤や業務のため、もしくは来客用として駐車場を確保しなければならないケースが増えています。
そこで、駐車場が必要な企業にとって、オフィスや事務所を探すときのチェックポイントや、注意点について解説します。
賃貸オフィスに駐車場がないときの考え方
賃貸オフィスを借りる際、駐車場が一緒に借りられるかは重要な問題です。
オフィスビル付属の駐車場を借りることができればベストですが、駐車場がないビルや、近隣のコインパーキングも空きがないケースもよくあります。
そのような場合、「駐車場は必要か不要か」を1度考えてみましょう。
駐車場を借りるとなれば、オフィスの賃貸料とは別に駐車場代も必要になり、複数台の契約となると毎月のランニングコストも増大します。
そのため、最近は車を所有せず カーシェアリングなどを利用することによって、効率的なコストカットをする企業も増えています。
もちろん、会社によって車の保有状況や業務形態が異なるので、しっかり検討しましょう。
ただし、「車の所有が必須である」「複数台の車を所有している」企業などは、駐車場は必要です。
そこで、駐車場にはどのような種類があるのか知ったうえで、駐車場探しの参考にしてください。
●平面式駐車場
自走式駐車場の一種で、車道からそのまま走行して停めることができます。
オフィスの場合、敷地内の屋外駐車スペース(青空駐車場)や、地下部分を駐車スペースとして使用するケースもあります。
2階建て以上の自走式駐車場は、立体駐車場になります。
車高を問わず駐車でき、機械式と比べて出庫に時間がかからない、荷物の出し入れがしやすい点などがメリットです。
しかし、屋根がない場合は雨天時の乗り降りが大変、車が汚れやすいなどのデメリットもあります。
●機械式駐車場
昇降機などの機械を使って、車を出し入れする駐車場をいいます。
限られたスペースを有効利用するため、高さを活かした構造で多くの台数を収容できます。
車上荒らしや当て逃げなどのリスクからは守られますが、車高に制限があること、利用者が一度に集中すると入出庫に時間がかかるなどのデメリットがあります。
賃貸オフィスに駐車場がない場合に見つける方法とは?
駐車場がない場合、見つける方法としては情報収集が一番です。
周辺に条件の良い駐車場が新設されていないか、オフィスにより近い場所の空きが発生していないかなど、常にアンテナを立てて探すことが大切です。
周辺に良さそうな駐車場があれば、空きが出るのを待ってみてもいいかもしれません。
最近は駐車場探しのサイトも増えているので、利用するのもおすすめです。
また、駐車場探しの注意点としては、事前に車のサイズを調べておくことが大切。
機械式駐車場はサイズ制限があり、車高、車幅、全長、重量などの条件を満たしていなければ入庫できません。
オフィス退去のタイミングで駐車場も空きが出ることがあるので、ビルのオフィスの状況も確認しておきましょう。