神戸市西区に住むならお寺めぐりもおすすめ!2つの寺院をご紹介
神戸市は兵庫県南部にある兵庫県の県庁所在地で、六甲の山々と青い海に囲まれた美しい都市です。
神戸ハーバーランドや南京町など見どころも多く、観光名所としても人気があります。
今回は、神戸市西区にお住まいを考えている人に向けて、休日に足を運びたい2つの寺院をご紹介します。
神戸市西区にあるおすすめの寺院①如意寺
最初にご紹介するのは、兵庫県神戸市西区の櫨谷町にある天台宗の仏教寺院、如意寺です。
如意寺は山あいにひっそりとたたずむ歴史ある寺院で、文殊堂、阿弥陀堂、三重塔が重要文化財に指定されています。
寺の旧記には645年に法道仙人により開基とあり、後の851年には文殊堂、阿弥陀堂を建立され、その後荒廃したものを正暦年間に願西上人が復興しました。
山門から寺までだいぶ距離があることからわかるように、隆盛時には東西1744m、南北1308mの広大な寺域だったと伝えられています。
如意寺三重塔は建立時期が寺の旧記に記載はないものの、その様式の古さから鎌倉末期から室町初期にかけての建立と考えられており、兵庫県では国宝の一乗寺三重塔に次ぐ古塔となるでしょう。
如意寺三重塔は歴史の重みを感じる美しい建立物なので、休日にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
●所在地:兵庫県神戸市西区櫨谷町谷口259
●アクセス方法:神戸市営地下鉄・西神山手線「西神南」駅より徒歩約20分
●駐車場:なし
神戸市西区にあるおすすめの寺院 その2:性海寺
次にご紹介するのは、兵庫県神戸市西区の押部谷町にある真言宗の寺院、性海寺です。
性海寺は、聖武天皇の時代である730年に行基によって開かれ、本尊の如意輪観世音菩薩は聖武天皇より賜った香木を行基自らが刻んだと伝えられています。
その後、盛衰を繰り返し、一時は多くの僧徒が集まり学山として栄えましたが、1579年に羽柴秀吉の軍勢によって焼き討ちにあい、全山を焼かれる歴史があります。
性海寺で現在おこなわれているのは、永代供養と水子供養です。
永代供養とは、核家族化や少子化でお墓を守ることが難しい人のために、代わりにお寺で永遠に供養するもので、無縁仏や遠方のお墓に悩む人の力になってくれるでしょう。
また、水子供養は、母親のお腹に授かったけれどこの世に産声をあげられなかった胎児を供養するものです。
寺の境内には古く歴史を感じる建立物が残されているので、お寺めぐりが好きな人は一度参拝に訪れてみてはいかがでしょうか。
●所在地:兵庫県神戸市西区押部谷町高和1271
●アクセス方法:神戸市営地下鉄「西神中央」駅→神姫バス「性海寺前」下車 徒歩3約分
●駐車場:あり
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