賃貸の倉庫契約を検討されている方必見!重要な湿気対策をご紹介
近ごろ、自宅の収納の延長として荷物を倉庫に預ける方が増えています。
荷物の出し入れが自由な倉庫は利便性が高いので、興味がある方は多いでしょう。
しかし、倉庫で気になるのは湿気です。
この記事では、貸し倉庫の使用を検討中の方に向け、湿気の原因や対策を説明しています。
これから倉庫を借りようと考えている方はぜひ参考にしてください。
賃貸倉庫の湿気の原因とは?
倉庫と聞くと、「天井が高くて窓が少なく、床がコンクリートのジメジメした空間」のようなイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
倉庫の湿気には主に3つの原因があります。
●天井が高く1区画も広いため空調の効きが悪く、湿気が溜まりやすいから
●換気するための窓が少なく、空気の入れ替えが難しいから
●壁や床に使われているコンクリートは水分を取り込む性質があるから
以上の原因により、倉庫は湿気が発生しやすいです。
しっかりした対策しない場合、倉庫はカビ、悪臭をはじめとするさまざまな悪影響を受けてしまうでしょう。
賃貸倉庫の湿気の対策法とは?
大規模な倉庫の場合は、湿気対策として窓を2か所以上開ける、シーリングファンを設置して空気の流れ道を作ることが重要です。
自宅の収納として倉庫を利用する場合は、コンパクトなトランクルームを利用するとよいでしょう。
トランクルームには屋外型と屋内型の2種類があります。
屋外型は輸送用コンテナを収納用に改造したものが多く、換気窓や空調設備がない場合が珍しくないです。
一方、室内型トランクルームは、室内の空調設備が完備されていることにより室温、湿度が管理されているので、比較的安心して荷物を預けられます。
しかし、室内で温度・湿度管理されているからといっても、荷物の中身の詰め方に問題があれば、トラブルが起きてしまう可能性があります。
荷物を安全に保管するためには、とにかく中身を詰め込み過ぎないことが大切です。
中身を詰め込み過ぎてしまうと、空気の流れがないため湿気が溜まり、カビやダニの温床になってしまいます。
また、トランクルーム内に物を置く場合は、壁や床から少し離して置くことが重要です。
床に防カビ・抗菌効果のある木製のすのこを置くことで、空気の流れを確保できます。
木製のすのこのなかでも、湿気を吸収・拡散し、さらに素材自体が防虫成分を含んでいるヒノキや桐のすのこがおすすめです。
湿気から守りたいのであれば、段ボールよりもプラスチック製の衣装ケースに衣類などを入れたほうがよいでしょう。
その際、衣類の上に除湿剤や防虫剤を入れてから蓋をすると、薬品成分が上から下へと流れて効果的です。