賃貸物件でサブウーハーを使用したい!知っておきたい方法や注意点とは
映画や音楽など音質が重要な趣味を存分に楽しみたい場合、サブウーハーなど音響機器にこだわりたいところでしょうが、集合住宅ではトラブルの原因になることがあります。
ここでは賃貸物件への居住を検討中の方や、すでに居住中の方に向け、サブウーハーを使用する際に知っておきたい基本や注意点を紹介します。
賃貸物件でサブウーハーを使用する基本的な方法
サブウーハーは床に直置きしたり、壁に密着させたりする設置例が多いものの、賃貸物件では壁・床のそれぞれから離して設置するのが基本です。
床から離して設置するには、たとえば頑丈な棚やラックなどにサブウーハーを載せるなど別の家具を利用するほか、重量物を載せられるキャスター付きの荷台に載せる方法もあります。
この方法なら機種によって数十キロになるサブウーハーを簡単に動かせますので、居住中のお部屋が狭く、壁や床から離した位置へ常設するのは難しい方でも問題なくなります。
音楽や映画などを楽しむときだけ荷台に載せたサブウーハーを最適な位置に移動させ、終わったらお部屋の隅に戻すといった利用ができるのです。
このように狭いお部屋でも利用できる方法がありますので、賃貸物件で使用するときには壁や床から離すことを基本としてください。
賃貸物件でウーハーやサブウーハーを使用するときの注意点
ウーハーもサブウーハーも重低音を出す音響機器となり、床や壁に密着させて使用すると周囲のお部屋にかなり伝わる場合が多いのです。
その伝わり方も単純ではなく、たとえば隣のお部屋からだと思われた音が、実は上階や下階のお部屋によるものだったといった例も珍しくありません。
さまざまな音のなかでも重低音は集合住宅内で伝わりやすいため、床や壁から離して使用してください。
その際、賃貸物件を傷つけないことも大切な注意点になりますから、たとえばキャスター付きの荷台に載せて移動させるとき、床に傷や跡が残らないように配慮しましょう。
サブウーハーには数十キロの機種もありますので、その他の荷物なら問題ない場合でも、その機器を載せて移動させると傷や跡が残る恐れがあります。
移動させる範囲に厚手の絨毯やマットを敷くと、直に移動させたときよりも傷や跡が残りにくくなります。
家具に載せる場合、何かのはずみで落下すると床に穴が開く恐れがありますので、落下しそうな場所には載せないほか、落下防止のためにしっかり固定することも大切です。