賃貸物件での一人暮らしに取り入れたい「シンプリスト」の暮らし方
最近、一人暮らしをする方たちの間で注目されている「シンプリスト」。
今回は賃貸物件で一人暮らしをしている方、またこれから一人暮らしをはじめようと考えている方に向け、シンプリストの基礎知識やメリットなどをご紹介します。
賃貸物件での一人暮らしを快適にする「シンプリスト」とは?
「シンプリスト」とは暮らしをできるだけ単純化して、すっきりと暮らす生活スタイルのひとつ。
生活するうえで必要なものだけを厳選して揃えるため、部屋のインテリアにもおのずと統一感が出てきます。
こう説明すると、「シンプリストはミニマリストとどう違うの?」と疑問も出てきますよね。
両者の違いを大まかに言うと、ミニマリストは生活に必要最低限のもの以外をすべて排除するのに比べ、シンプリストは生活するうえで不要なものでも自分の好きなもの、大切と思えるものは排除しない点です。
シンプリストの暮らしにはミニマリストの暮らしほど制限がないため、「一人暮らしを快適にしたい」と思うすべての人がトライできる間口の広さが魅力かもしれません。
賃貸物件での一人暮らしにうれしい「シンプリスト」のメリット
次に、シンプリストのメリットを挙げてみましょう。
<家賃を低く抑えられる>
家具や持ちものが多いと、賃貸での一人暮らしでも広い部屋を選びがちですよね。
でも家具や持ちものを自分なりに選別し、不要と思えるものを思いきって処分すると、ひと回りコンパクトな部屋でも快適に暮らせることに気づくかもしれません。
実例として、14畳の広さからあえて6畳の賃貸物件に引っ越した人は、暮らしやすさを確保するために独立洗面台を必須条件にしたとか。
シンプリストとして、自分の暮らしのスタイルに欠かせない項目を見極めることが何より大切なんですね。
<ムダな出費が抑えられる>
暮らしに不要なものを買い足さないのが、シンプリストの一つの考え方。
上記のように部屋の広さをコンパクトにして家賃を抑えるだけでなく、なんとなく買っていた雑貨などを買わなくなるだけで、毎月の出費を抑えられます。
<時間を有効に使える>
物理的なムダを省くだけでなく、時間もムダにしないのがシンプリスト。
たとえば賃貸物件への引っ越しを機にテレビを処分した人が、今までなんとなくつけていたテレビがなくなったために、本を読んだり自分と向き合ったりする有意義な時間が増えたとの実例もあります。
まとめ
「シンプリスト」とは、暮らし方の一つの選択肢。
賃貸物件での一人暮らしでは何かと出費がかさみ、自由にできる時間も増えてルーズになりがち…。
いろいろなムダをできるだけ省きたいと考える人は、ひとり暮らしを機にシンプリストの暮らし方をセレクトしてみるのもいいかもしれませんよ。