神戸市が運営している情報共有アプリ「KOBEぽすと」とその目的とは?

神戸市では、公園の雑草、街灯の球切れなどの身近なトラブルを共有する「KOBEぽすと」というアプリを運営しています。

 

ちょっとした地域課題をアプリで投稿すれば、神戸市の担当職員が対応してくれるというもので、神戸に住む人が街に興味を向けるきっかけづくりという側面もあるのだとか。

 

ここでは、そんな「KOBEぽすと」が開発された目的や、今までにどういった地域課題が挙げられているのかをご紹介します。


神戸市が運用している情報共有アプリ「KOBEぽすと」


神戸市が運用している情報共有アプリ「KOBEぽすと」とは?その目的は?

 

KOBEぽすとが導入された目的は、まず作業の効率化があります。

 

冒頭でもふれたとおり、市民が気になるちょっとした地域課題をアプリ経由で投稿すると、市側はアプリの位置情報を通してスムーズに該当箇所を調べられるため、作業の効率化につながるのだそうです。

 

受付済、対応中、対応済というステータスも表示され、リアルタイムで対応状況を確認できるので、こういったアプリにありがちな「投稿したものの、放置されている」というモヤモヤも感じなくて済みそうです。

 

また、「市民がアプリを使うことで、地域課題を身近なものに感じてもらい、より良い街づくりにつなげていきたい」という市側の目的もあるようです。

 

防災情報の配信機能などもあるので、災害対策としての役割も果たしています。

 

神戸市が運用している情報共有アプリ「KOBEぽすと」で対応されている地域課題とは?

 

実際に地域課題として投稿されているものをご紹介します。

 

投稿の中でめだつのが、街灯の電灯が切れているというもので、比較的にすぐ対応済になっています。

 

また、公園のトラブルも多めです。

 

公園の雑草が茂っている、公園の木が倒れている、大きなコンクリートの破片が落ちている、水道から水が出ない、トイレに落書きがある、排水溝が詰まっている、遊具の破損といったものが挙げられます。

 

また、石壁が崩れている、道路が陥没している、ガードレールが道をふさいでいる、信号が見えない、手すりが外れている、階段がひび割れている、といったケガや事故につながりかねない緊急度の高い地域課題も散見されます。

 

市職員の目が届きにくい小さなトラブルに緊急度の低いものから高いものまで、実際に日常生活を送る上で市民が気づいた課題が投稿されているため、1つずつ問題を解決していけば、より住みやすい街になりそうですね。

 

まとめ

 

神戸市が運用している情報共有アプリ「KOBEぽすと」には、街灯の球切れといったちょっとしたトラブルから道路の陥没といった危険度の高いものまで、さまざまな地域課題が投稿されています。

 

すべての地域課題はアプリを通して誰でも見ることができるので、より住みやすい街づくりの意識が高まりそうですね。

 

市側の作業効率化にもつながるので、ぜひ活用してみてくださいね。


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